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『鏡をみてはいけません』

Tanabeseiko_kagami『鏡をみてはいけません』
田辺聖子 著
集英社文庫

「人生において朝飯ほど大切なものはない」と断言する律の「堅苦しィに考えることあらへん。試用期間や」という言葉にのせられ、結婚という形はとっていないが、一応そういう立場の女性として中途半端な形で転がり込んだ私(中川野百合)。律の小学生の息子宵太、小姑・律の妹頼子と共に、中途半端な生活が始まる。私は、律のために毎朝手の込んだ朝食を作り、宵太も「オバチャン」となついてくれるが、自分のマンションもまだ持ったまま、逃げ道を残している。律の先妻橘子との対面も果たし、順調に行くかに思えたが・・・

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田辺聖子作品二作目。関西弁の小説ってなんかテンポがいいですね。私が関東に住む人間だから新鮮に感じるのかも?
ストーリー的には、よくある「男女恋愛モノ」て感じなんですが、この人はほんとに「日常生活」を活き活きと書く人だなぁと思いました。朝ごはんの描写がいいです。料理したくなります(笑)。
途中で若いイラストレーターの男性との交流が出てきて、ちょっと「どうなる?」と思わせるのですが、最後は結構まるくおさまる感じです。でもその収まり方も、なんかさりげなくていい感じでした。
田辺聖子作品にちょっとハマりぎみです。

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コメント

田辺聖子もの、私結構好き。
「むかしあけぼの」って、清少納言を小説にしたものだけど、面白いよ。清少納言ってこんな人っぽいって思える。

投稿: em | 2006年4月16日 (日) 09:37

emちゃん

そうそう、田辺聖子って結構歴史もの?多いよね。
へー面白いんだ。なんか今は短編ばっか手を出してますが、
今度そういうのも読んでみよう。
教えてくれてありがとー。

投稿: Ruby (emさん) | 2006年4月16日 (日) 22:26

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